オタゴ大学ランゲージセンター(NZ)長期一般派遣留学生レポート

2013年度
体験記

Name: T.U.

ニュージーランドへの長期一般派遣留学を終えて

私は6月14日にオタゴ大学ランゲージセンターのプログラムを修了しました。このプログラムは2月19日から始まり、4ヶ月の間私はニュージーランドで生活をして来ました。4ヶ月ともなれば一年の1/3であり、ニュージーランドに来る前や、来た直後では非常に長い期間であると思っていましたが、今ではとても短い期間であったように感じます。ランゲージセンターでの学習はもちろん、ホストファミリーとの生活や、ランゲージセンターでできた友達との交流などもとても良い経験でした。

ランゲージセンターでの学習はとても楽しく行うことができました。その中でも、毎週3回行う「Daily Fluency Program」は非常に有用であったと思います。このプログラムはReading・Speaking・Writing・Listeningの4技能を高めるもので、特にSpeakingは日本人以外の人が非常に喋れており、羨ましく思うと共に、自分もこれくらい喋れるようになりたいと、目標にしていました。

これらの内容を詳しく説明すると、次のようになります。初めにReadingは、毎回与えられた文章(A4一枚)をどのくらいの時間で読めるか測り、その後、どれだけ内容を理解できたかの簡単なテストをして終わります。これは、時間と点数をそれぞれ別紙に記録するので、自分がどれだけ伸びているのか理解出来ます。また題材も「科学」「伝記」「説明文」のように様々なものがあり、それぞれの題材に適した写真も載せられているなど、理解しやすいように工夫されていました。

Readingが終わったあとはSpeakingを行います。Speakingは10〜14人ほどのクラスメイトを3〜4人の小グループに分けて、主にReadingと同じ題材で1分間話します。1分後、残りのメンバーから30秒間質問を受けて答える時間が与えられます。あまり考えてから話す時間が取れないため、思ったことをそのまますぐに英語で話さなければならず大変でした。特に2,3月の間は何度も言葉に詰まってしまい、1分間話し続けることができず、相手を退屈させてしまうことがあったのがとても悔しかったのを覚えています。しかし、後半になってくるとどのように考えればよいのかがわかってきて、変に止まることも少なくなり、話し続ける事ができるようになりました。日本人同士での英語の会話よりも他国籍の英語学習者との英会話のほうが良い勉強になった気がします。

そして主にReadingとSpeakingと同じ題材でのWritingを行います。これはとにかく多く書けるようになるための練習で、文法・スペル文章構成などにはあまり注意を払わずに5分間の決まった時間の中で書きます。時間がたったら辞書を使わずに自分自身で文を見直して修正をします。その後、自分がどれだけ書けたのか文字数を数えて記録します。私は慣れるまで、必要以上に考えてしまい余り書くことができませんでした。また、時間を決めて書くこともほとんどなかったので、周りの人の半分も書けていなかったこともありました。私はこの訓練のお陰で、自分自身の意見や考えを以前より表現出来るようになったと思います。今でも多く書くことができませんが、以前よりは書くことに対して抵抗を感じなくなっています。

最後にはListeningを行いますが、これら順番は時々変わります。Listeningでは基本的にビデオを使いました。毎回5問の問題を解きます。Listeningは1回で回答し、その後答え合わせ、聞き直し、最後に字幕付きで再生し、その日の「Daily Fluency Program」を終えます。教材が違うためなのか、TOEICのListeningよりも聞き取りづらかったが、映像があったため、話の流れの変化についていくことができました。これも日々伸びているように感じていたのですが、日によって理解できる程度に差ができてしまったため、正直なところどれほど伸びているのかわかりません。時には日本が題材となることがあり、予備知識や副音声で聞こえてくる日本語でわかってしまうこともありました。

しかしながら、この「Daily Fluency Program」はやはり同じ事を繰り返すため、5,6月あたりから少し飽きがきてしまいました。確かにとても有効的なプログラムだとは思うのですが、もう少しいろいろな事をしてみたかったです。そこで私は時々「Bridging」と呼ばれるオタゴ大学に入るための準備クラス(Foundationと呼ばれています)の準備クラスに移るのも良かったのではないか、と思いました。このクラスに移ったとしたら、私は物理や化学などの英語での授業を受けることができました。この留学プログラムが終わった今、受けてみたら良かったのではないかと少し後悔しています。

長かったニュージーランドでの生活も終わり、ホストファミリーとも別れを告げて来ました。最後までうまくしゃべることも、しっかり聞き取ることもできませんでしたが、ホストファミリーの人たちはいつも温かく、聞き返したり質問をしたりすると丁寧に答えてくれていました。また何時の日かホストファミリーに会いに行きたいと思います。今回ニュージーランドに留学することができたことを嬉しく思います。ありがとうございました。